2005/01/31

まだまだ...

[]風呂敷 

怪獣に風呂敷(謎)

分かる人なら分かると思いますが、マリみてプレミアムブックの話です。
7割くらいはアニみての設定集のようなもので、以前は見過しました。
大体、小説でひびき鈴音氏のイラストを慣れた私にとって、アニメのデザインは好きじゃない。
特にアレが祥子さんなんで、認めたくないですよ、キャラクターの過ちというは...
って、POTATO日和さんのところで、「大怪獣さちこ」のネタプレミアムブックに有る事を知って、
これでプレミアムブックを買おうと思いました。


今度のベストセリフと言えば:風呂敷
「ちなみに、聖ちゃんがガラス細工なら、蓉子は何だと思う?」
風呂敷
「その心は」
「用途に合わせて便利に使える。邪魔にならない、壊れない。」
「うまい!座布団二枚!!」

また、祥子の話には:
小笠原祥子は、怪獣に似ている。
大きい手提げ袋を肩から提げて黙黙と歩く姿が、箱庭のような街を壊して歩く、
特撮ものの怪獣の姿とどうしてか重なって見えるのだ。
いつも、何かに怒っている。
見えないなにかと戦っている。
戦う相手は、今目の前にある何かではないことは、たぶん重重承知の上で。
自分の存在を持てあましている。
この世界に順応できずにもがている。
怪獣が歩くたびに、街は壊れる。
かれど、傷ついているのは、行き場のない怪獣の方かもしれない。
怪獣には、そんな哀愁がある。
リリアン女学園高等部一年小笠原祥子もまた。
蓉子さまと祥子さんが姉妹の契をつける時のこと、こういう話です。

昔から、私はこの手の話が弱いです。
マリみてキャラクターと言えば、好きみと言えば祥子蓉子、そして白薔薇家族全部。
でも、代代の白薔薇家族には、好きみより「共感」そのものな感じがあります。
また、祥子には、好きみ以外、その共感の雰囲気が共に同棲している。
「この世界に順応できずにもがている。」「銀杏中の桜。」他々、
世中は百合一色で盛上しているが、私がこの所こそみどころだと思います。
ちなみに、「新現実 Vol.01」新海誠さん16Pカラー巻頭も、こんな雰囲気と似ている。

また別の話ですが、昔からマリみてアニメ化難いと思っています。
上記の共感以外に、アニメ化がかなり難しいところこそが、今野の上手い所ではないかと。
色々細微な言動、タイムミング、ツッコミキャラクターの特性とその相互影響などなど...
また、イン ライブラリー図書館の本について、それもアニメ不可能だと思います。
似てる話と言えば、黄薔薇革命、おじいさんと一緒などもそうです。
文字を巧い遣って、適当の誤魔化と違うキャラクターの共容性、映像になる訳ないかも。

ちなみに、東ガル電氣通信さんの「このアニみてがすごい!(…?)」
タイトルはどうみても別冊宝島ネタですよね...



将門記本文の説明つけ作業、最後まで完成。
https://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/masakado/masakado.htm
2005/01/31 00:49 疲れちゃいました...

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