2006/04/30

『Yours―堀部秀郎ART WORKS』、入手。

2006-04-30-日 鳴きつとも誰にかいはむ郭公影より外に人しなければ

[]私は常にで上品で危険な雰囲気と強い芯を持つ黒髪長髮で賢明な神々しい美人の味方なんですよ。(またか。) 私は常にで上品で危険な雰囲気と強い芯を持つ黒髪長髮で賢明な神々しい美人の味方なんですよ。(またか。)を含むブックマーク 私は常にで上品で危険な雰囲気と強い芯を持つ黒髪長髮で賢明な神々しい美人の味方なんですよ。(またか。)のブックマークコメント 編集CommentsAdd Star


というわけで、『Yours―堀部秀郎ART WORKS』、入手。
Yours―堀部秀郎ART WORKS (JIVE FAN BOOK SERIES)
←ハイ、大きめに。
惡友の神無さんは既にこれ↑をMSNアイコンにして、しかもHNを【神無kei「堀部絵はいい、心洗われる」】に..._| ̄|○
まぁ、私の場合、堀部の絵の絵柄は好きだけど、絵の筋によって好き嫌いもあります。それでも、好きな絵が少なくないだそうです。だから、画集が出来たら間違いなく買いました。この絵カラーページで收録されなかったらしいので、凄く残念です。ちなみに、本にもブログにも、今がアナログ絵をプリントアップする事(セルと現行の印刷システムとの相性の悪さなど。)の苦労を仰いました。
さって、いつか岸上大策氏が画集が出ますか...




菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm
240 三年歲暮,欲更歸州,聊述所懷,寄尚書平右丞
    一離一會宛如新 隨念了知是宿因 衙早尚書長劇務 告歸刺史暫閑人
    途中不惜分君手 夜後將論處我身 世路難於行海路 飛帆豈敢得明春
菅原道真菅家文草』巻第三0240

大日本史、椎根津彥、弟猾
 椎根津彥,古事記椎作槁。】名神知津彥,姓氏錄。】初名珍彥。神武帝東征至速吸門,有漁人乘艇而至。古事記曰,槁根津彥乘龜為釣,來遇于遠吸門。】帝召之問曰:「汝為誰?」對曰:「臣乃國神,名珍彥。釣魚曲浦,聞天神之子至,故即奉迎。」帝又問曰:「汝能為吾鄉導乎?」曰:「能之。」乃付之椎槁,令執其末,引入御船,命導海路。特賜名椎根津彥。戊午歲,帝進軍至菟田,八十梟帥及兄磯城等兵,各據要害。時帝因夢兆,欲取天香山土,作天平瓫、嚴瓫,而祭神祇以平虜。然虜眾充塞,道路難通。乃使椎根津彥弊衣蓑笠,裝作老翁狀,弟猾被箕作老嫗,而命之曰:「汝二人宜登天香山,潛取其頂上土來。基業成否,將以汝卜。勉之。」椎根津彥臨行自祝曰:「我皇可能定此國,行路自通。如其不能,賊必拒絕。」言終直去。虜眾見而醜笑之,相避使去,二人終得土而還。帝大悅,作平瓫、嚴瓫祭神,然後親勒兵而出。先斬八十梟帥,大舉遂征磯城。弟磯城歸順。兄磯城等不敢降。於是,椎根津彥獻策曰:「今先遣我女軍,出自忍坂道。彼必挺銳而赴。吾別馳勁卒,向墨坂,用菟田川水,灌滅其熾炭。忽然出其不意,破之必矣。」帝然之。乃出女軍當之,虜果謂大兵已至,畢力相持。既而男軍自墨坂出其後,夾擊破之,斬兄磯城等。及帝即位,論功為倭國造。日本紀。】

 弟猾,菟田縣人也。與兄兄猾,共為縣之魁帥。戊午歲,神武帝至菟田下縣,遣使招之。而兄猾不來,竊圖作難。古事記曰,千遣八咫鳥,問二人曰:「今天神子行幸此地,汝等能仕否?」兄猾以鳴鏑射之。】弟猾即至,具言其狀。帝使道臣誅之。弟猾獻牛酒,犒王師。帝乃作歌,所謂來目歌是也。時群虜未平,據守要害,道路不通。帝患之。夜夢天神告曰:「取天香山土,以造天平瓫八十枚、及嚴瓫,敬祭天神地衹。又為嚴咒詛,如此則虜自平矣。」帝異之,將從夢兆,會弟猾奏曰:「磯城邑磯城八十梟帥、高尾張邑赤銅八十梟帥,【舊事紀銅作鯛。】皆欲距戰,臣竊憂之。今當取天香山埴,造天平瓫,用祭天社國社,而後擊虜,則易除也。」帝甚喜,乃使弟猾與椎根津彥,往取天香山土。時賊兵填路,弟猾等變服潛行,遂得土而還。帝即位,以功封猛田邑,為猛田縣主。日本紀。】


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2006-04-29-土 待つ人は寝る夜も無きを郭公鳴く音は夢の心地こそすれ

[]私は常にで上品で危険な雰囲気と強い芯を持つ黒髪長髮で賢明美人の味方なんですよ。(おい) 私は常にで上品で危険な雰囲気と強い芯を持つ黒髪長髮で賢明な美人の味方なんですよ。(おい)を含むブックマーク 私は常にで上品で危険な雰囲気と強い芯を持つ黒髪長髮で賢明な美人の味方なんですよ。(おい)のブックマークコメント 編集CommentsAdd Star


日本後紀・巻廿六(嵯峨天皇)
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/kouki/kouki26.htm
逸文巻の方が楽かも...?

菅家文草
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239 冬夜閑居話舊,以霜為韻
    懷舊猶勝到老忘 多言且恐損中腸 交遊少日心如水 閑話今霄鬢有霜
    不恨寒更三五去 無堪落淚百千行 相論前事故人在 只是當時我獨傷
菅原道真菅家文草』巻第三0239

大日本史、役小角、白箸翁
 役小角,賀茂役公氏,大和葛木上郡茅原村人也。敏悟博學,最好佛氏,善咒術。年三十二,棄家人葛城山,居巖窟三十餘年。食松果,衣藤葛。【元亨釋書。】驅役鬼神,汲水採薪。唯意之所欲,有不用命者,則咒縛之。韓國廣足從學,害其能,誣妖妄惑眾。【續日本紀。】文武帝詔繫小角。小角騰空亡去,吏不能逐捕。收其母,小角自出就執。【元亨釋書。】流于伊豆島。【續日本紀。】逢敕得還,復以鐵鉢盛母,浮海往唐。【元亨釋書。本書曰,小角以金峰葛木之間巇嶮難行,令山神架石橋通路。眾神受命,夜夜運巖石。久之,功不成。小角督責。山神訴曰:「葛城一言主神形醜,故難晝役,每待夜就役。是以緩也。」小角怒,咒縛之深谷神託宮人曰:「吾是管逆寇神也。役小角潛窺國家,不急治之則危矣。文武帝敕捕小角,流于伊豆。按續日本紀,小角被流,韓國廣足所讒也。其事明確,故今據之。」本朝神仙傳曰:「僧道照往高麗說法,講筵有國語者,乃小角也。幾經百餘年。道照大驚,下坐問訊,殊無所答,遂不復來。」釋書小角贊中,亦載古記曰:「道照至新羅講法華,群虎側聽,中有人語者曰:『我役小角也。』」此事年代少乖,故不係本章云。按道照以孝德帝白雉四年隨使入唐,文武帝四年入化。神仙傳云:「幾經百餘年者。」其謬甚,故不取。】

 白箸翁,不知姓名邑里。貞觀末,常遊市中。以賣白箸為業。時人呼曰:「白箸翁」鬢髮皓白,冠履不完、著一皂衣,寒暑不變。人問其年,每告以七十。市中有賣卜者,年可八十。語人曰:「吾為兒時,既識是翁。被服顏容,與今無異。」聞者疑其有異術。有與酒食者,不問多少,取醉飽而止。或涉日不食,亦無飢色。放誕謹慎,隨時不定。人莫測知其際。後病終于市門側。市人憫之,收屍埋于東河之東。後二十餘年,有僧見翁于南山,居石室,焚香誦經。問曰:「翁無恙?」翁笑而不言,遂去不知所往。僧以其事語市人,聞者異之。【本朝文粹。】

2006/04/28

SnowSwallow式文化系女子

2006-04-28-金 郭公あかつきかけて鳴く聲を待たぬ寢覺の人やきくらむ

[]日本後紀巻廿五 日本後紀巻廿五を含むブックマーク 日本後紀巻廿五のブックマークコメント 編集CommentsAdd Star


日本後紀・巻廿五(嵯峨天皇)
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これからは全部逸文巻になります。

菅家文草
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238 殘菊下自詠 以下五首,到京之作。
    疏籬豈敢冒霜威 不恨凋殘氣力微 天下涼陰花下冷 主人外吏故人稀
    應看晚色知閑物 欲引餘香襲客衣 為恐叢邊腸易斷 徘徊未得早南歸
菅原道真菅家文草』巻第三0238

大日本史、道臣命伝
 道臣命,初名日臣命。日本紀。】高皇產靈尊五世孫,天押日命之後也。姓氏錄。】初彥火瓊瓊杵尊之降于日向高千穗峰,天押日負天磐靫,佩頭椎劍,持弓矢,帥大來目立前行。日本紀。參取古事記萬葉集。】乃以大來目部,為靫負部。天靫負之號昉于此。姓氏錄。】日臣從神武帝,東征至熊野。帝欲進軍中州,山路險絕,不能復進。夜夢天照大神古事記高木大神。】曰:「我遣頭八咫烏,為鄉導。」及覺,頭八咫烏果至。帝曰:「此實符夢祥。我皇祖天照大神欲以輔成基業乎。」於是日臣帥大來目,披山啟行,從烏所向,遂達菟田下縣。帝嘉其忠勇,且有啟行之功,賜名道臣。帝召菟田縣魁帥兄猾、弟猾。兄猾不來,弟猾即詣軍而啟曰:「臣兄兄猾聞天孫至,起兵將襲之。而望見王師,懼不敢敵。乃潛伏其兵,假作新宮,施機其內。欲因設饗以作難。請早為之備。」帝即使道臣察狀。古事記曰,使道臣命、大久米命二人察之。】道臣審得賊情,大怒厲聲,讓兄猾曰:「虜,汝所作屋,汝自居焉!」按劍彎弓,迫令入屋。兄猾不能逃,蹈機而壓死。即戮其屍。帝將進討八十梟帥等,因祭諸神於丹生川上。始設嚴瓫。時命道臣曰:「我將祭高皇產靈尊。用汝為齋主。」即授以嚴媛之號。蒂親勒兵,討八十梟帥於國見丘,斬之。是役也,帝志期必克。乃作歌曰:「神風の伽牟伽筮能伊勢の海の伊齊能于瀰能大石にや於費與之珥い這ひ迴る夜異波臂茂等倍屢細螺の之多儴瀰能細螺の芝多儴瀰能吾子よ吾子よ阿誤豫阿誤豫細螺の之多儴瀰能い這ひ迴り異波比茂等倍離撃ちてし止まむ于智氐之夜莽務撃ちてし止まむ于智氐之夜莽務。」其意以大石比國見丘也,而餘黨未平。密命道臣,帥大來目擊之。授以方略。道臣穿窟室於忍坂,誘虜設宴。選勁卒與虜雜坐,警之曰:「酒酣則我起歌。汝等聞我歌聲即發焉。」既而群虜沈醉,道臣起而歌曰:「忍坂の於佐箇迺大室屋に於朋務露夜珥人多に此苫瑳破而入り居りとも異離烏利苫毛人多に此苫搓破而入り居りとも枳伊離烏利苫毛みつみつし瀰都瀰都志来目の子等が俱梅能固邏餓頭椎い勾騖都都伊石椎い持ち異志都都伊毛智撃ちてし止まむ于智氐之夜莽務。」勁卒應聲拔頭椎劍,一時掩擊殺之,無復噍類。舉軍大喜,仰天而笑。因歌曰:「今はよ伊莽波豫今はよ伊莽波豫ああしやを阿阿時夜塢今だにも吾子よ伊莽儴而毛阿誤豫今だにも吾子よ伊莽儴而毛阿誤豫。」後世來目部歌闋大笑者,曲此也。又歌曰:「夷を一人愛瀰詩烏毗儴利百な人毛毛那比苫人は云へども比苫破易陪迺毛抵抗もせず多牟伽毗毛勢儒。」其所唱諸歌,亦皆承密旨而歌之。道臣既用諷歌倒語,得濟其功。倒語之用,自此始。古事記曰,帝到忍坂大室,時生尾土雲八十健不從。帝放設饌,饗八十健。因令膳夫等悉配刀,且諭曰:「聞歌則斬之。」既而歌曰:「意佐加能云云。」於是膳夫等,一時拔刀殺之。其歌與此同。】及帝即位於橿原官,道臣率來目部,護衛宮門。【舊事紀、古語拾遺。】明年,帝論功,賜宅地於築坂邑,以寵異焉。使大來目居于畝傍山西,後號來目邑。日本紀。】詔褒道臣忠勇,世掌軍事。【舊事紀。】

市ヶ谷台 檄文(三島由紀夫
http://www.nippon-nn.net/mishima/geki/

■こ~こはど~この箱庭じゃ?
http://www.geocities.jp/usyhr/hakoniwa/
まなみも行太もなくて、ひろっぴの多重人格及び自作自演、と思わずに居られなかったのは理系の性..._| ̄|○
素直に物語りの流れに従ったら、少なくともまなみ、JUNは同一人(?)で、行太と文絵とユーザーは同一人或いはそのうちに二人が同一人でもう一人はまなみと同一視できると思います。ユーザーは、まなみ無意識の中に生み出す別の意識、しかも自分も知らないうちに出で来るのではないか。文絵もまなみか行太の別人格かもしれませんが、了承済みなのか1000ヒットを踏まなかったなのか、その辺の原因から反発を余りしなかったのだと思います。少なくとも、全部の書き込みは一つのノートパソ発だけは間違いないのよね。


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2006-04-27-木 山彦のこたふる山の郭公一聲なけば二聲ぞきく

[]オレって理系文化系男子? オレって理系で文化系男子?を含むブックマーク オレって理系で文化系男子?のブックマークコメント 編集CommentsAdd Star

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060426/culturegirl2
http://d.hatena.ne.jp/SnowSwallow/20060423/1145740959
【SnowSwallow式文化系女子】(16項目のうち8項目あてはまると文化系女子
  1. 「週に1冊は小説読書」「週末は必ず映画観賞」「月に2・3度は美術鑑賞」「月に2・3度は散歩する」等の、+特殊で濃密な芸術趣味がある
  2. 詩集」「小説」「画集」「日記一年分」などの文芸作品を完成させた経験がある
  3. 友だち付き合いよりひとりが好き
  4. 子どもは1人も産みたくない
  5. アウトドア・スポーツが苦手で1年以上経験がない
  6. メガネは身体の一部です
  7. 流行なんて死ねばいいのに
  8. 長生き(80歳程度)より早死(20~45歳)したい
  9. 死にたくなって、自殺方法や死亡時期まで計画したことがある
  10. 重度の妄想癖があり、1日中、空想世界に想いを巡らせた経験がある
  11. 知らない駅で途中下車したことがある
  12. 頭のイイ男以外を好きになるなんて死ぬまでありえない
  13. 今までの人生ハリウッド映画を観た経験は5回以下
  14. 夏なんて日本から消滅すればいいと思う
  15. 10歳以上年上の男とつきあったことがある
  16. 肌色ストッキングの着用は一年に5回以下
一部、男を女に変えて、女を男に変えたら、心当たり過ぎで恐れが入ります。

日本後紀・巻廿四(嵯峨天皇)
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/kouki/kouki24.htm

菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm
237 到河陽驛,有感而泣
    去歲故人王府君 驛樓執手泣相分 我今到此問亭吏 為報向來一點墳
菅原道真菅家文草』巻第三0237

■凄い勢で初回分が1週間も立たずに売り切れ、重版も決定した。
http://img.2chan.net/b/res/39992176.htm
早くも売れきり...私はすでに予約注文したのが、入手できるがどうかはまだはっきりしない...

抗うつ剤
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%b9%b3%a4%a6%a4%c4%ba%de
先輩、キャスバル柏先輩~~

■私用
http://new.shutien.org.tw/aboutus/aboutus04.asp
有職故実(上) (講談社学術文庫)
有職故実(下) (講談社学術文庫)

2006/04/26

東北の田村語り (三弥井民俗選書)

2006-04-26-水 山里のかひこそなけれ郭公みやこの人もかくや待つらむ

[]電子実験電子学実験。を含むブックマーク 電子学実験。のブックマークコメント 編集CommentsAdd Star

おやおやおや。

菅家文草
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236 舟行五事
    一株磯上松 巉嵒礒勢重 松全孤立性 磯絕四方蹤
    隨分短枝老 任天細葉濃 無心雲自到 有節雪纔封
    雖遇陽侯怒 基堅不近攻 雖遭班爾匠 才陋不為容
    赤木東南嶋 黃楊西北峰 豪家常愛用 貪吏適相逢
    刀割又傷斧 春生不涉冬 文章誠可畏 礒上欲追從  其一

    白頭已釣翁 涕淚滿舟中 昨夜隨身在 今朝見手空
    尋求欲凌浪 衰老不勝風 此釣相傳久 哀哉痛不窮
    子孫何物遺 衣食何價充 荷鍤慙農父 駈羊愧牧童
    非嫌新變業 最惜舊成功 若有僧為俗 寺中惡不通
    假令儒作吏 天下笑雷同 漸憶釣翁泣 悲其業不終  其二

    區區渡海麑 吐舌不停蹄 潮頭再三顧 如戀故山谿
    故山何戀切 母鹿每提攜 適遇獠徒至 分奔道路
    呼聲喧左右 流鏃雨東西 母子已相失 死生永相睽
    茫茫不測水 豈是毛群栖 淼淼無涯浪 未曾野獸蹊
    何福鸚巢藪 何分龜曳泥 客有離家者 看麑灑血啼  其三

    海中不繫舟 東西南北流 不知誰本主 一老泣前洲
    聞鹽價翔貴 逆風去不留 夜行三四里 觸石暗中投
    折檝隨潮蕩 空籠遂浪浮 欲求十倍利 還失一生謀
    老泣雖哀痛 虛舟似放遊 有人前有禍 無物後無愁
    冒進者如此 虛心者自由 始終雖不一 請我學莊周  其四

    疲嬴絕粒僧 草庵結石稜 石高三四丈 波勢百千層
    鄰絕糧難到 路尖人不登 聞其長斷食 虛號片相稱
    骨欲穿肌立 魂應離魄昇 我將知時不 試擲米三升
    納受即言曰 施主誠足馮 今朝知不遇 屍僵遂無興
    彼非須我食 我非知彼矜 嗷嗷閭巷犬 當吠此僧朋  其五

菅原道真菅家文草』巻第三0236

日本後紀・賀陽豊年卒伝
 丙寅,播磨守贈正四位下賀陽朝臣豐年,卒。右京人也。該精經史,射策甲科。秉操守義,無所屈撓。自非知己,不好造接。大納言石上朝臣宅嗣,禮待周厚,屈芸亭院。【芸庭之事,具見続日本紀卷卅六石上宅嗣薨傳。】數年之間,博究群書。中朝群彥,皆以為,釋道融、御船王之不若也。尋友人小野永見,命筆勒公字。其詩曰:「白眼對三公,貴勝惡之。」延曆年中,任東宮學士,及踐祚,敘從四位下,拜式部大輔。既而女謁屢進,英賢見排。獨抱素懷,任運玄默。厥後天皇不豫,傳位上嗣。遷御平城,不預追從,猶守本職,及于後亂,自戢辭退。今上惜其宏材,任播磨守,令得終身。在任三年,移病入京,臥于宇治之別業。昔仁徳天皇宇治稚郎相讓之事,具著國典。故老亦語風俗。病裡聞之,追感不已。託左大臣,慕為地下之臣。卒日有敕,許葬陵下。贈正四位下,以崇國華也。時人猶謂:「天爵有餘,人爵不足。」時年六十有五。
石上宅嗣芸亭のこと、そして仁徳天皇と菟道稚郎皇子のことも言及されました。

■色見本の館 -Color Guide
http://www.color-guide.com


東北の田村語り (三弥井民俗選書)


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2006-04-25-火 今年だに待つ初聲を郭公世には古さで我に聞かせよ

[]電子実験電子学実験。を含むブックマーク 電子学実験。のブックマークコメント 編集CommentsAdd Star

用意中、またおかしな結果が出る。

菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm
235 宿舟中
    寄宿孤舟上 東風不便行 客中重旅客 生分竟浮生
    語得鹽商意 欲隨釣叟聲 此間塵染斷 更嬾問家情
菅原道真菅家文草』巻第三0235

大日本史
凡例追加、安倍泰親伝追加。
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/dainihonsi/dns000.htm
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/dainihonsi/dns226.htm#13
 安倍泰親。 泰親善家學,占候不差。世呼曰指御子,謂其所推如指諸掌也。【平家物語。】嘗雷震其家,觸泰親背。至衣薰灼,而身無所損傷。【玉海、平家物語。】頗覺中其毒,劑地黃酒服之,即日得瘳。人傳以為奇。【顯廣王記。】祇園社嘗罹災。泰親時為陰陽博士,占之曰:「六月壬子,內裹當有災。」至期,土御門內裏果火。人以為神。【續古事談。】治承三年十一月,京師地大震,移刻不已,泰親馳奏曰:「咎徵不細,其應在邇。」言未畢,涕泗交下。左右皆曰:「方今天下乂安,何虞之有?」相顧笑其狂躁。未踰旬,平清盛率數千騎自福原還,流關白基房,削廷臣數十人官。意猶歉,幽法皇于烏羽殿。適有巨鼬,迴邅悲鳴,向法皇踊躍而去。法皇惡之,問泰親。對曰:「三日內,當有慶。後當有憂。」法皇未信之也。清盛子宗盛患父狼戾,諫爭苦到,遷法皇于八條烏丸。防禁稍弛,意始安。既而以仁王起兵,不克而死。時人服其術焉。【平家物語。】

■『ARIA』【アリシア】絵(不定期絵日記
http://republic.blog18.fc2.com/blog-entry-52.html

ラジオドラマケルベロス鋼鉄の猟犬」2006年4月26日深夜文化放送にて放送開始
http://www.kerberos-saga.jp/

犬狼伝説 紅い足痕 (100%コミックス)
相変わらず品切中らしい

2006/04/24

賀茂忠行、賀茂保憲、安倍晴明傳

2006-04-24-月 郭公鳴く音ならでは世の中に待つ事も無き我が身なりけり

[]やる気なしモード やる気なしモードを含むブックマーク やる気なしモードのブックマークコメント 編集CommentsAdd Star

ですから大日本史更新へ...


菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm
234 得倉主簿寫情書,報以長句,兼謝州民不歸之疑 以下乞暇入京之作。
    停棹中洲得一封 看知到底寫心胸 無情今日濕襟別 有分去年傾蓋逢
    期我歸帆唯六日 恨君罷雉在三冬 當州若不重來見 客館何因種小松
菅原道真菅家文草』巻第三0234

大日本史
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm
JAVAによる簡易目次を追加。そして、可美真手命伝。
 可美真手命。【舊事紀作宇摩志麻治命,或味間見。】父曰櫛玉饒速日命,【按舊事紀,以天照國照彥天火明櫛玉饒速日尊為瓊瓊杵尊同母兄。今考日本紀,天照國照彥火明命,即瓊瓊杵尊同母兄弟,而尾張連等之始祖也。而無有櫛玉饒速日之號。饒速日則只稱天神之子,不詳記其所出,謂為物部氏之遠祖,而亦不係以天照等號。且姓氏錄所載尾張連、物部連之出自,亦與此合。則其為別人明矣。舊事紀混稱為一者,蓋似附會,今不取。】又號神饒速日命。【姓氏錄。】饒速日嘗乘天磐船,降于河內河上哮峰,遂至大倭鳥見白庭山。【日本紀。參取舊事紀。】娶其土豪長髓彥妹三炊屋姬,【本書註,一名長髓媛,又名鳥見屋媛。】生可美真手,因居此。長隨彥以為神人,奉之為君。及神武帝東征,長髓彥悉眾,邀之孔舍衛坂。王師戰不利,帝引軍而退。更進至菟田,誅魁帥兄猾等,遂討長髓彥。軍猶無利。時天陰雨冰,有金色鵄,集于帝弓,曄煜如流電。賊軍迷眩,不能力戰。長髓彥遣使言曰:「嘗有天神之子降於此者,稱櫛玉饒速日命。娶我妹而生兒,因君事之。天神之子,豈有二種乎?何得更稱天神子,以奪吾地?」帝曰:「天神之子亦多。汝所君事,實天神之子者,必有其徵。」長髓彥乃取饒速日天羽羽矢及步靫為徵。帝曰:「事不虛也。」帝亦徵以天羽羽矢及步靫。長髓彥視之敬畏。然兵已構,勢不可復止。終無歸順之志。饒速日固知天神之意,專屬天孫。而長髓彥愎狠不可曉諭。遂殺之。帥眾歸于帝。帝褒寵焉。是為物部氏之遠祖。【日本紀。◎舊事紀載,饒速日尊既殞于大倭,長髓彥舉宇摩志麻治為君。宇摩志麻治殺長髓彥,帥眾歸順。帝嘉之,授以神劍。稍與本書異,附以備考。】可美真手以其所傳十種天瑞寶獻於帝。帝大嘉,寵異有加。既而可美真手率天物部,討賊有功。元年正月,帝即位時,可美真手先奉天瑞寶,豎神楯以齋,叉奉布都主神劍於殿內,而藏十寶,為帝鎮祭。帝嘉之,詔宿侍殿內,因號足尼。足尼之號,自此而始。帝既御殿,可美真手率內物部,樹矛楯,嚴儀衛。是歲十一月,為帝及皇后,奉天瑞寶,鎮御魂。祈壽祚。鎮魂祭權輿于茲矣。明年二月,詔褒其忠勳,委以股肱之任,俾子孫世職。二子,昧饒田命、彥湯支命。【姓氏錄,味饒田或作味饒日,彥湯支或作彥湯友。】彥湯支命,一名木開。綏靖帝時,掌祭布都主劍。子孫世序其職。彥湯支孫大木食命,有子曰大綜麻杵命。大綜麻杵子曰伊香色雄命,【舊事紀。】祟神帝七年,將祭大物主神及大國魂神,卜使伊香色雄班神物。吉。因掌其事。【日本紀。】伊香色雄遷布都大神社於大倭石上邑,以殿內所藏十寶祀之,號曰石上大神,以鎮國家,又為氏神。伊香色雄子曰大新河命、曰十千根命。【舊事紀。◎按本書作十市根,今從日本紀。】
 物部十千根。十千根,垂仁帝時,為大夫,與武渟川別、彥國葺、中臣大鹿島、大伴武日,同列齊名。先是,帝屢遣使檢校出雲神寶,而無得其實者。至是,又命十千根檢察之。十千根至出雲,廉得其實,還奏稱旨。迺命十千根掌之。【日本紀。】八十一年,賜姓物部連公。【舊事紀,◎日本紀二十六年既書物部十千根大連,蓋追書之歟。今無所考。】八十七年,大中姬舉十千根,掌石上神寶。自是,物部氏世掌之。【日本紀。】
 物部武諸隅命。大新河子曰武諸隅命,【舊事紀。◎日本紀註,一名大母隅。本書以大母隅為武諸隅命弟。】祟神帝六十年,使于出雲,取神寶獻之。【日本紀。】武諸隅子曰多遲麻連公。多遲麻子曰印葉連公、曰伊與連公、曰小神連公、曰大別連公。
 其餘子孫繁衍,奕世顯仕。【舊事紀】各因居地職掌,別為百八十氏。【續日本紀桓武紀。】

荒俣宏オークション博物誌
http://blogs.yahoo.co.jp/aramata_hiroshi

おたくの娘さん第十二話更新
http://www2.tokai.or.jp/studio-HiRo/index.htm

京都デジタルアーカイブ事業
http://www.archives.astem.or.jp/

■大使激怒 日本大使の前で、ヒロシマ原爆ネタに下品に笑う韓国人
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/608900.html
中国人からみると、人に気遣し過ぎなのは日本人、それが無さ過ぎなのは韓国人というイメージが見事に再現された。
何より、現場の韓国人たちは大人しく無さ過ぎ。


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2006-04-23-日 昔にもあらぬわが身に郭公待つ心こそ變らざりけれ

[]川井憲次様、お誕生日おめでとうございます。 川井憲次様、お誕生日おめでとうございます。を含むブックマーク 川井憲次様、お誕生日おめでとうございます。のブックマークコメント 編集CommentsAdd Star

立喰師列伝OSTを聞きながら。


菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm
233 關瀑布水
    銀河倒瀉落長空 恰似霜紈颺晚風 清濺寒聲圖不得 將聞二十八言中
菅原道真菅家文草』巻第三0233

大日本史方技列伝
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/dainihonsi/dns226.htm
  • 賀茂忠行,大外記峰雄子也。【賀茂氏系圖、大外記據類聚符宣鈔。】忠行學兼和選,善陰陽推步。式徵不錯,朝野信之。【朝野群載、今昔物語。】為陰陽師。【今昔物語。】歷任近江掾、丹波介【系圖、作者部類。】授正六位上。天曆中,以男保憲奏請,敘從五位下。【系圖、本朝文粹。】天德三年,帝試令忠行占筐中物,忠行獻占文曰:「火色在中,不能連燒。水石有餝,不能衣濕。方圓其母唯一,總圓其兒餘百。宛如鴈列連連,懸手副身,桑林吐吸,若串玉係空,胎露厚膝底。【疑有闕誤。】蓋水精念珠,貫以朱絲也。」披之果然。【朝野群載。】天曆間,都下有一僧,會見怪。使忠行占之。曰:「某日師家當有盜難,非止失材,或至喪命。宜戒之。」僧家素富,聞之大懼。至期齋戒,閉戶謝客。目暮,平貞盛自陸奧至,素相善,乞投宿。僧辭告以實。貞盛曰:「師若有虞,宜留貞盛為備。而反辭之,豈非失策。」遂留宿。夜半,有賊十餘人,擁刀杖直入庭中,言笑喧呶,無所忌憚。貞盛起取弓矢,潛混賊中。陽為導者,指財貨所在。賊殊不覺,前後爭進。貞盛射斃先至者一人。闇中賊不審其狀。貞盛呼曰:「有人發矢,弦聲甚猛。吾屬恐雖脫。當速遁去!」有一賊奮曰:「弱矢緩弓,何足畏忌?兒輩努力。」貞盛又射弊之。賊徒驚走,貞盛追射,更斃四人,擒一人。因索餘黨,盡獲之。僧卒免難。【今昔物語。】四子,保憲、保胤、保明、保遠。【系圖。】保胤,改姓慶滋,在文學傳。【本朝文粹。】保明,從四位上,文章博士能登守。【系圖、作者部類。】保遠,正五位下,權陰陽博士、主計助。【系圖。】
    • 賀茂保憲。保憲幼有奇材,忠行異之。盡傳方術蘊奧。及長,有聲譽。【今昔物語。】蚤為曆博士,敘從五位下,班列在忠行上,保憲以為乖父子之道。天曆六年,上書曰:「先父兄而帶爵,古人恥之,今亦恥之。推榮班而讓親,賢者思之,愚亦思之。親父忠行,心尋古今,學兼和唐。訪七略而叩門戶,涉九流而酌淺深。嗜學之情,老而彌篤。保憲過庭日淺,纔窺推步於一隅,奉公勞成,已添榮爵於三朝。而,老父齡傾,青衫不改柴靡之裏,愚子年少,朱衣漫曳周行之間。曉夕溫清,進退失步。蒲柳經秋而彌脆,水菽并日而屢空。盡忠誠於天闕之年長,致孝養於私門之日短。方今聖上已以孝治天下,臣下何忘孝留心中。望請天慈曲降哀矜,以此朝請之名,令讓暮年之父。然則,父登榮班,得誇五品之號。子返初服,猶勝萬戶之侯。不勝思父之志矣。【朝野群載。】書奏。」特授忠行從五位下。【系圖。】天德初,任陰陽頭,【扶桑略記。】兼天文博士。【日本紀略扶桑略記。】安和中,為主計頭,補穀倉院別當,【二中歷。】進正五位下,天文博士如故。【類聚符宣鈔。】天延中,以造曆授從四位下。【朝野群載。】尋敘從四位上。貞元二年,卒。子,光榮、光國、光輔。【系圖。】一女,有才思,善和歌,有集傳于世。【續往生傳、保憲女集。】
      • 賀茂光榮。光榮傳家學,為曆博士。【系圖。按系圖,一本作天文博士。】與安倍晴明並稱。【續往生傳。】嘗與晴明較短長。晴明曰:「師之在世,常以我置卿右。且百家集傳,在我家。」光榮曰:「愛憎不以親疏。如百家集,我亦傳之。至曆道,我獨得之,卿之所不知也。」世謂:「晴明長方術, 才學不如光榮。」【續古事談。】寬弘八年,敦康親王所居藻井上有聲,如投瓦礫。親王以為怪,命光榮占之。光榮曰:「占文甚凶,不利於君上。三旬間,當有變。」既而帝病,尋崩。藤原行成歎曰:「光榮之占,猶指諸掌,可謂神矣。」【權記。】累歷大炊助、右京權大夫,敘從四位上。長利中,卒。【系圖。】
    • 子孫世以陰陽曆學而仕。【系圖、今昔物語。】家書有曆林十卷。【仁和寺書籍目錄。】忠行兼通天文、曆道,悉皆傳之保憲。保憲因掌兩職。後保憲傳曆道於光榮,天文安倍晴明,分為兩家業云。【帝王編年記。職原鈔。】

  • 安倍晴明右大臣御主人之後也。父益材,大膳大夫。【尊卑分脈。】晴明初從賀茂忠行及其子保憲,學陰陽推算之術。役使識神,解天文、曉雜占。奇中如神。【今昔物語。從忠行及子保憲,據職原鈔、安倍系圖。】稍進,敘從四位下,累歷天文博士、大膳大夫、左京大夫、播磨守。【系圖。】華山帝遜位,夜潛出宮, 雖嬪妾不知也。是夜,晴明避暑庭中,仰見天象有變,大驚走而造朝。帝果不在。【大鏡、元亨釋書。】長德中,有術士,告左大臣藤原道長曰:「某日家當有怪。」至期道長杜門謝客,唯招鎮守府將軍源賴光、醫師丹波忠明。【按賴光本書作義家、忠明。元亨釋書作重雅。並誤矣。】僧正勸修及晴明,會大和獻瓜。道長疑而不食。晴明曰:「瓜中有毒。」勸修唱咒。其瓜跳躍圓轉不止。忠明以針剌之。瓜乃不動。賴光挺刀斫之。中有小蛇,針中其眼,刀斷其頭。【古今著聞集。】道長家畜一犬,每出必隨。一日,將往法成寺,犬遮前而吠,銜衣牽之。道長異之,不入寺門。召晴明問之。晴明曰:「有咒咀相府者,埋厭物於此。」因指示一所,掘之得泥封土器,內有朱書一字。晴明曰:「」世無知此術者,必道滿法師之所為也。【滿或作摩。】乃結紙作鳥形,誦咒投之,化為鷺飛去。因遣人從其後,止于萬里小路河原院側民家。眾執其主而來,果道滿也。鞫問得實,放道滿於播磨。【宇治拾遺物語、東齋隨葦、十訓鈔。】又,圓城寺僧智興病將死,其徒請晴明祈病。晴明曰:「師病不起,我有祕符,可以移他人。」僧證空請代死。晴明書符祈之,智興立愈,證空忽病。【元亨釋書。】嘗經陣座,見藏人某為烏所穢,謂:「烏則識神也。此人必有識神之祟。」告之曰:「子命不過今夕。」其人涕泣求救。晴明隨至其家,通夜擁之誦咒。及曉有叩門者。問之。則致厭禱者自來吐實,大叫暴死。某卒得免。【宇治拾遺物語。】晴明妻畏識神,故置之一條反橋側,有事則召使之。【源平盛衰記。】其門戶無人,而常開闔。時有播磨人智德者,亦能方術,欲試晴明。佯為習術者,造其家,二童子從焉。晴明以為彼欲試我術,二童子蓋識神也。於是心念手印,密匿二童,而謂曰:「今日有事,請竢他日。」智德去,少一時復來曰「我失二童,意卿之匿也。」晴明笑曰:「我不知也。」智德叩頭不已,晴明曰:「子欲試我,而謂我不之知邪。何料我之淺也?」乃誦咒,二童忽出。智德歎服曰:「自古使識神也易,而匿他識神則難。卿可謂神也。」遂師事之。【今昔物語。】初天德中,節刀罹災,人莫知其制者。詔問晴明,晴明作木樣獻之。【中右記寬治八年。】所著有金烏玉兔集,又名簠簋袖衷傳。【據本書。】又有占事略決一卷。【仁和寺書籍目錄。】子吉平、吉昌。【按系圖,以吉昌為長子。】吉平能傳家業。長和五年,擢敘從四位下,當時榮焉。【小右記。】歷任主計頭、陰陽博士。【尊卑分脈。】吉平與丹波雅忠飲,引杯持滿。吉平曰:「今當地震覆杯中酒。」言未竟而震。【古今著文集。】吉昌歷但馬權守、主稅助、陰陽頭、【尊卑分脈、系圖。】天文博士。【小右記、尊卑分脈、系圖。】長和四年,以勞特敕敘正五位下。【朝野群載。】寬仁中,卒。【小右記。】晴明五世孫泰親。
賀茂忠行賀茂保憲安倍晴明傳を完成。

2006/04/22

猨女貢進、源氏賜姓、姓氏録撰成、菅野真道薨逝

2006-04-22-土 榊とる夏の山路やとほからむゆふ懸けてのみ祭る神かな

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実家帰ってきました。(戻ったわ。)

日本後紀巻廿三(嵯峨天皇)
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/kouki/kouki23.htm
猨女の貢進、皇子ら源氏への賜姓、姓氏録の撰成等、菅野真道の薨逝など、色々あった一巻。

古語拾遺
 凡造大幣者,亦須依神代之職,齋部之官率供作諸氏准例造備。然則神祇官神部可有中臣、齋部、猿女、鏡作、玉作、盾作、神服、倭文、麻績等氏。而今唯有中臣、齋部等二三氏,自餘諸氏,不預考選。神裔亡散,其葉將絶。所遺十也。(弘大同二年二月) *1

日本後紀
 (弘仁四年冬十月)丁未,從四位下-左中辨-兼攝津守-小野朝臣-野主等言:「猿女之興,國史詳矣。其後不絶,今猶見在。又猿女養田,在近江國和邇村、山城小野鄉。今小野臣、和邇部臣等,既非其氏,被貢猿女。熟搜事緒,二氏之中,貪人利田,不顧恥辱,拙吏相容,無加督察也。亂神事於先代,穢氏族於後裔。積日經年,恐成舊貫。伏請,令所司嚴加捉搦,斷用非氏。然則,祭祀無濫,家門得正。」者。可之。【具見三代格一同日官符應貢猿女事。】 *2

えーと、矛盾してますね...(汗)いや、残ったのは良いことだからそれもいいか...^_^; *3



菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm
232 衙後勸諸僚友,共遊南山
    衙後不勝客舍閑 相招信馬到南山 松低老葉危巖下 水噴寒花迅瀨間
    欲伴孤雲尋澗路 猶憐半日出塵寰 州民縱訴堅濫盜 此地風流負載追
菅原道真菅家文草』巻第三0232

大日本史
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm
目録完成。

妖怪大戦争 (角川文庫)
面白い、私的映画版よりずっと面白い、っていうかマニアックで流石荒俣宏先生
映画版映画版の取り点がありますが、原作のまま映画化すればきっともっと面白いと思います。*4

レイニーとめ再び?私にとってはないけど...←さちこ中心主義。
最近の新刊では、初代(?)薔薇様たちは勿論、現任の祥子さんもあまり出で来ないから寂しいです。
この巻では祥子さんの再確認でもあるので、嬉しかったりします。絵の顔がなんか丸くないでは?というのは残念だけど...

入手。


*1:神裔亡散して、その葉まさに絶えんとす。と。@AD.807
*2:その後裔が絶えず、今もなお居る事が分かられる。と。@AD.811
*3トリアエズ、わずかナよねんかん、みこサンをぞうしょくサセルほうほうヲかんがエマショウ。
*4:でも、スポンサーが乗りにくい気もしますけど...
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2006-04-21-金 年を経てかけし葵は變らねど今日のかざしは珍しき哉

[]日本後紀入力中 日本後紀入力中を含むブックマーク 日本後紀入力中のブックマークコメント 編集CommentsAdd Star

準備中
菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm
231 重答
    二女三男一老妻 茅簷內外合聲啼 今朝幸軟慇懃問 扶杖歸時斗米提
菅原道真菅家文草』巻第三0231

大日本史
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm
  • 孝子:
    • 卷二百廿二 列傳百卌九 孝子
      • 倭果安
      • 奈良許知麻呂
      • 美濃當耆郡樵夫
      • 丈部路祖父麻呂
      • 安頭麿、乙麻呂
      • 丈部知積
      • 君子尺麻呂
      • 網引金村
      • 小谷五百依
      • 建部大垣
      • 矢田部黑麻呂
      • 伴家主
      • 風早富麻呂
      • 財部繼麻呂
      • 丸部明麻呂
      • 秦豐永
      • 丹生弘吉
      • 下毛野公助
      • 僧某
      • 曾我祐成
      • 時致
      • 中原章兼
      • 章信
  • 義烈:
    • 卷二百廿三 列傳百五十 義烈
      • 調伊企儺
      • 杵淵重光
      • 藤原忠光
      • 文三家安
      • 源仲賴
      • 越後能景
      • 大河兼任
      • 平康盛
      • 關信兼
      • 平田家繼
      • 左中太常澄
      • 村上義光
      • 村上義隆
  • 烈女:
    • 卷二百廿四 列傳百五十一 烈女
      • 衣縫金繼女
      • 福依賣
      • 橘逸勢女
      • 夜叉
      • 微妙
      • 上毛野形名妻
      • 田道妻
      • 多治比島妻家原音那
      • 大伴御行妻紀音那
      • 四比信紗
      • 高橋波自采女
      • 額田部蘇提賣
      • 他田千世賣
      • 真玉主賣
      • 藤原豐成妻百能
      • 難波部安良賣
      • 伴富成女
      • 刑部刀自咩
      • 秦部正月滿妻
      • 和邇部廣刀自
      • 早部氏成賣
      • 守部秀刀自
      • 安部則任妻
      • 鐮田政家妻長田氏
      • 源渡妻袈裟
      • 源義高妻源氏
      • 宰相
      • 佐介貞俊妻
      • 和氣廣蟲
      • 源賴朝妻北條氏
      • 北條時賴母安達
      • 楠正成妻
      • 生保
      • 山名氏清妻藤原
      • 小野小町
      • 紫式部
      • 清少納言
      • 赤染右衛門
      • 和泉式部
      • 小式部內侍
  • 隱逸:
    • 卷二百廿五 列傳百五十二 隱逸
  • 方技: