2005-09-20-火 玉きはる世まで定めて恃めたる君によりてし言の繁けく
■[趣味雑談]暫くは更新を止めるかもしれない 編集
■近況寮に入る最後の機会、水曜日。今度は抽選じゃなくてFirst served。
ですから引越しまでインターネットが繋がるかどうかは未定です。
■続日本紀
底本を図書館に返しました、次の更新をお待ってください。
■菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm
第十五首「奉和安秀才無名先生」まで。
015 奉和安秀才無名先生,寄矜伐公子 次韻。
迎來至道欲相仍 豈意龍門有李贗 乍見浮雲風處破 何嫌捕影日中昇
天時有運寒為暖 世事無期負且乘 公子先生何善惡 縱雖知勸未知懲
菅原道真『菅家文草』巻第一0015
■前賢故実・可美真手命
可美真手命。父曰-櫛玉饒速日尊,奉天神命,齎十種瑞寶,降于河内河上哮峰,遂至大和,娶土豪-長髓彦妹,生可美真手。
即神武天皇東征,長髓彦不應天皇命。饒速日,特信天皇為天孫。且見長髓彦稟性狼狼,不可教。殺之而歸順焉。
可美真手,乃以十種瑞寶,獻天皇。而率天物部衆討賊,常警備禁闕。
詔曰:「汝勳功大哉。自今處股肱之職,永不傳貳之美。」賜以神異之劍。
菊池容斎『前賢故實』より
■「列島古本街めぐり」(『ヨミウリ ウイークリー』誌)
http://d.hatena.ne.jp/consigliere/20050916/1126871691
新旧字の問題ですが、やっぱり両方一緒に検索する方がオススメます。
林古渓『懐風藻新註』はとても懐かしいです。
実は蔽サイトの電子テキスト底本はそのシステムで林古渓序も入りました。
懷風藻序
逖聽前修,遐觀載籍。襲山降蹕之世,橿原建邦之時,天造艸創,人文未作。至於神后征坎,品帝乘乾。
百濟入朝,啟於龍編於馬廄。高麗上表,圖烏冊於鳥文。王仁始導蒙於輕島,辰爾終敷教於譯田,遂使俗漸洙泗之風,人趨中齊魯之學。
逮乎聖德太子,設爵分官,肇制禮義,然而專崇釋教,未遑篇章。
及至淡海先帝之受命也,恢開帝業,弘闡皇猷,道格乾坤,功光宇宙。
既而以為,調風化俗,莫尚於文,潤德光身,孰先於學。
爰則建庠序,徵茂才,定五禮,興百度,憲章法則。規模弘遠,夐古以來,未之有也。
於是三階平煥,四海殷昌。旒纊無為,巖廊多暇。旋招文學之士,時開置醴之遊。
當此之際,宸瀚垂文,賢臣獻頌。雕章麗筆,非唯百篇。
但時經亂離,悉從煨燼。言念湮滅,軫悼傷懷。自茲以降,詞人閒出,龍潛王子,翔雲鶴於風筆。
鳳翥,天皇。泛月舟於霧渚,神納言之悲白鬢,藤太政之詠玄造,騰茂實於前朝,飛英聲於後代。
余以薄官餘閒,遊心文囿。閱古人之遺跡,想風月之舊遊。雖音塵眇焉,而餘翰斯在。
撫芳題而遙憶,不覺淚之泫然。攀縟藻而遐尋,惜風聲之空墜。
遂乃收魯壁之餘磊,綜秦灰之逸文。遠自淡海,云暨平都。凡一百二十篇,敕成一卷。作者六十四人,具題姓名,并顯爵里。冠于篇首。
余撰此文意者,為將不忘先哲遺風,故以懷風名之云爾。于時天平勝寶三年,歲在辛卯冬十一月也。
懷風藻新釋
釋清潭著 林古溪校
■電波大戦の中国語版が出るかな?
http://phirmament.idv.tw/bk/article.asp?id=24
『電車男は邪教』です!オタクを滅ぼす恋愛教の恐怖!あの電波男が今、実戦のリングへ!友人R君は本田透氏の電波大戦が好評らしいですね。
http://akibablog4.on.arena.ne.jp/2005-09-18-505.html
ところで「本を入手した後、一部を翻訳してみて,台灣の出版社に見せて出版意向を確認すしてみましょう...」と。
R君の翻訳と出版社の意向が順調なら代理権を取って中国語版も出るかも。順調なら...
■此れで本当にいいか?
側帶が総帥の名言を「あえて言おう、名著であると!」に...
原作セリフの原文は「あえて言おう、カスであると!」ですから、ちょっと縁起でもないかな?
■
http://www7a.biglobe.ne.jp/~uso9000/diary/diary.htm
......何でネコミミなの?
■めざめの方舟OSTゲット。
入手。
2005-09-19-月 もみち葉の散りなむ山に宿りぬる君を待つらむ人し悲しも
■[趣味雑談]藤原広嗣の乱 編集
■続日本紀http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/syokki/syokki13.htm
第十三巻、完成。
ここで表は藤原廣嗣を乱人として扱いなのですか、影にそうではないかもしれない。
藤原廣嗣の暴行について、全部誰かか言ったの引用に出られるだけ、普通(客観)の敘述が見当たらない。
■仲麻呂そして玄昉、真備たち
http://www.ten-f.com/nakamarotachi.htm
実は『松浦廟宮先祖次第併本縁起』を調べたいのですが、原文を見つからない。
広嗣処刑のあやしい時間点、没後の悪霊伝説。そして玄昉の変死、没伝沙門の行に背けりという記事。
一体、『続日本紀』の編輯者らは、行間に伝えたい事は何なのかを、興味深いところです。
■前賢故実・藤原廣嗣
確かに『続日本紀』では廣嗣は処刑されたと書いたのですが、民間は自殺説が流行している。
藤原朝臣廣嗣,式部卿-宇合長子。
資貌魁偉,頭上肉角數寸。博覽典籍,兼通佛教。武藝決倫,練習兵法。其餘天文、陰陽、音樂之類,靡弗精究。
天平中為太宰少貳。時僧玄昉,被寵為僧正,居內道場,屢稱說法。近侍藤原皇后,頗有醜聲。廣嗣請斥之。帝不納。
廣嗣赴任,其妻留居京邸,素有姿色。玄昉欲姦之。妻告之宰府,廣嗣大怒,上表陳故事,得失天地災異,請除玄昉及真備。
表不入省,廣嗣回,起兵。朝廷命將討之,廣嗣騎臨陣,呼曰:「敢問!敕使為誰?」官軍答曰:「衛門督-佐伯大夫、式部少輔-安部大夫。」於是廣嗣下馬而拜曰:「小臣豈敢拒朝命,但欲除君側之惡耳。」曰:「然則何故發兵?」廣嗣不答。騎所畜千里馬,驅而入海。
後,玄昉死於配所。世謂:「廣嗣為祟。」真備亦被謫。于筑紫祭廣嗣墓。遂立祠,請號鏡宮。
『前賢故實』藤原廣嗣
『前賢故実』では、広嗣が天皇の敕により出兵した軍隊と戦いたくないため、自ら投海にして死ぬ、とある。
『尊卑分脉』では、合戦に敗北した広嗣は自ら刀で首を斬り、首は空に昇って赤い鏡となり、見た者は悉く死んだ、と。
何でそんな風に自殺の噂が出来ましたのか、それは廣嗣の英雄性を確保するためにやったのであろう。
『続日本紀』の玄昉没伝に:ようやく沙門の行に背けり。時人がこれを憎む。
民間は沙門の行に背けり玄昉を憎む、転じてそれと対抗する廣嗣をヒーロー視するのではないか、と思います。
■菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm
第十四首「仲春釋奠」まで。
014 仲春釋奠,禮畢,王公會都堂、聽講禮記
禮畢還聞禮 威儀得再成 客臺皆舊稱 粉澤更新情
屈膝羊知母 申行雁有兄 尼丘千萬仞 高仰欲揚名
菅原道真『菅家文草』巻第一0014
■ああ、もうこの人達は『卒業』したのだ
http://www7a.biglobe.ne.jp/~uso9000/diary/diary.htm#0917
私が卒業したのかどうか、正直、ワカラナイ。
今でもアニメが好き、DVDを買っている。しかし、五年、十年前よりはずっと冷めたのです。
あの時はアニメ至上だったのですが、今は僅かな数多いの趣味の中に一つでしかない。
特に最近の新番が殆ど観てない、観る気力もない。逆に小説の方が以前より本数が多くなってきた。
ゲームは最初からメインの趣味ではない、今でも夏休みと冬休みでしかやらない。
ガンダムもそうです、いまでもUCガンダムが好きですが、種及び種死は全然観たくない。
それは、卒業したのか?卒業だと言えるのか?したではなけれど、しないでもなさそうな気がしますが......
sliver_flm
始めまして。私もはてなでブログをやっております。
「近衛天皇」でちょっと不自然な日本語が見受けられたので直しておきました。
(こちらのプロフィールにその旨があったので、今日はその報告を)
私もUCガンダム派で、視聴者に媚を売ってばかりの種シリーズには飽きてます。
何だか、分からない投稿になってしまいましたが、とにかく更新頑張ってください。
kuonkizuna Sliverさん、ご報告とご訂正下さってどうもありがとう御座います。
ちなみに、UC以外のガンダムなら、ターンAも面白いと思います。あまりガンダムぽくないんけれどね...
これからもよろしくお願い致します。
「近衛天皇」でちょっと不自然な日本語が見受けられたので直しておきました。
(こちらのプロフィールにその旨があったので、今日はその報告を)
私もUCガンダム派で、視聴者に媚を売ってばかりの種シリーズには飽きてます。
何だか、分からない投稿になってしまいましたが、とにかく更新頑張ってください。
kuonkizuna Sliverさん、ご報告とご訂正下さってどうもありがとう御座います。
ちなみに、UC以外のガンダムなら、ターンAも面白いと思います。あまりガンダムぽくないんけれどね...
これからもよろしくお願い致します。
相変わらず充実した内容ですね~。後日ゆっくりと拝見します。
それにしても、懐風藻は、未だに岩波の日本古典文学大系(小島憲之校注)を超える注釈が出ませんね・・・。
kuonkizuna 2005/09/23 08:07 こちらこそ、大変ご無沙汰しておりました。
トラバははてなの昨日によって自動送ったのですが(汗)...
懐風藻、及び日本漢文は、世間ではあまり重視していないから、仕方ないかもしれません。
初めて小島憲之氏校注の本を拝見したのは新全集『日本書紀』です。あのときが大変素晴らしい本だと思います。いまでも、時々小島憲之氏の本を見てみたいんです。