久遠の絆ファンサイト Blogger: 六国史・電子テキスト化、完成！

2006-11-20-月淺茅生に今朝置く露の寒けくに枯にし人のなぞや戀しき

■[趣味雑談]修羅場  編集

期中レポート、卒論レベルの書き方を取る、と先生方からのご注文。修羅場確定。
どころで、六国史以後、日本紀略を続いて電子テキストを作ろうと思います。
但し、六国史が含括した部分は製作未定なんです。なお、日本紀略の後は日本国史略にするつもりです。
日本国史略の後は...？そんなに遠いこと考えられないよ...＿|￣|○
確かに明治まで書いた別の国史略も有ったような気が......

■菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm

４４５　同賦春淺帶輕寒，應製　勒初餘魚虛。
　　　　不是吹灰案曆疏　淺春暫謝上陽初　鑽沙草只三分許　跨樹霞纔半段餘
　　　　雪未銷通棲谷鳥　冰猶羃得伏泉魚　貞心莫畏輕寒氣　恩煦都無一事虛

菅原道真　445

■大日本史・文学伝
http://applepig.idv.tw/kuon/text/dainihonsi/dainihon.htm

　藤原為時，中納言兼輔孫，刑部大輔雅正子也。【尊卑分脈。○雅，一作惟。】有詞藻，與藤原孝道、源為憲等齊名，而論者以為時為首。【江談鈔。】舉文章生，歷式部丞、藏人辨。【尊卑分脈。式部丞據今昔物語。】一條朝越前守闕，為時及源國盛並冀望之。而左大臣道長援國盛，因得越前。【十訓抄。】為時得淡路，【今鏡。】繇是怏怏泱不樂，竊上書。其略曰：「苦學寒夜，紅淚霑襟，除目春朝，蒼天在眼。」帝省之，惻然不御飲膳。道長聞而大驚。俄罷國盛，以為時代之。【古事談、今昔物語、十訓抄、今鏡。】轉越後守。【小右記、十訓抄。】長和五年，入園城寺薙髮。【小右記。】子惟規，為式部丞。【紫式部日記。】

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六国史・電子テキスト化、完成！
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/furu_index1.htm#rekisi

■菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm

４４４　敬奉和左大將軍扈從太上皇，舟行有感見寄之口號　押韻。
　　　　吟詩恰似奉舟行　不見從流自感情　無限恩涯知止足　何因渴望水心清

菅原道真　444

■大日本史・文学伝
http://applepig.idv.tw/kuon/text/dainihonsi/dainihon.htm

　　源為憲，光孝皇子是恒曾孫，筑前守忠幹子也。【尊卑分脈。】受學源順。橘正通為順高弟，順將歿，不以其集授之，而屬為憲。【江談鈔。】舉文章生，歷任藏人、伊賀守、式部丞。正曆中，為遠江守。州嚮民戶凋弊，為憲至任，撫愛有方，漸致豐贍。田疇墾闢，倍蓰舊籍，頗稱能治。長德元年，任滿而歸，以功敘從五位上。而在散位二十年，長和三年，會美濃、加賀二國守闕，為憲上書請任之，遂歷二國守。【本朝文粹、尊卑分脈。】每赴詩筵，必攜一囊，名曰詩囊。嘗聽講大江以言詩，入頭於囊，吟賞不已‧殆至涕泣。時人莫知其意。所著有本朝詞林。【江談鈔。】

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Munyu 2006/11/19 22:17 六国史テキスト完成、おめでとうございます。お疲れさまでした！
ブラウザ上で単語の検索とかできて、便利になりますわ（笑）

ところで、続日本後紀の編纂者が藤原良房、藤原良相、伴善男だけっていうのはどういう仕様なんですか…？　どうせなら、春澄善繩も載せてくださいよ！　良相と善男は削っちゃってもいいですから（え）
春澄善繩はもともと歴史学者ですし、良房たち名誉職で名前が出てる人と違って、実際に編纂の監督をしていたはずです。

三代実録の亡くなったときの記事に、伊勢の猪名部造出身とあって、姓氏録左京神別には猪名部造は伊香我色男命後裔＝物部氏族、なんて書いてある……と、それだけの理由ですが…

kuonkizuna 2006/11/19 23:04 ご指摘有難う御座います。
仕様ではなく、方便で三省堂の国語辞典に略舉した者をそのまま...
>しょくにほんこうき【続日本後紀】
>平安前期の勅撰の史書。六国史の第四。二〇巻。藤原良房・藤原良相・伴善男らにより869年撰進。仁明天皇在位18年間（833-850）を編年体で記す。続後紀。
簡単なご注文、変更しましたよ！

Munu 2006/11/20 01:37 おおっ早速の変更、ありがとうございます。
「春澄朝臣善繩」、序文には良房と並んで名前が出てるんですよね。おのれぇっ、三省堂…（汗）

善繩は薨伝を見ると、大学で後漢書の名講義をした、とかありますね。専攻は中国史に見えますけど、平安時代前期の史学の世界でも、現代のように日本史と中国史の専門をはっきり区別していたのかどうか疑問です。

釈日本紀（巻十六）に引かれた私記には、承和講書のときのこととして、
「博士春澄、博士滋相公、共に定め読みし日～」
とありますね。つまり、滋野貞主と一緒に、日本紀講書の博士・菅野高年を押しのけて日本書紀の解釈をしていた…と（笑）
日本書紀の読み方に独自の見解を持っていたようです。

この人を、旧事本紀の編纂者にあててはどうかな～と最近考えてるんですが（笑）
あ、序文だけは御巫清直の言うとおり、矢田部公望でいいかしら。こっちも物部系…

kuonkizuna 2006/11/20 08:30 MunyuさんがMunuさんになっとる！

いや、なによりウチでのカキコは久しぶりですね...振り替えしてみれば、サイト成立当初から、旧事本紀とか、前賢故實とか、色々お世話になりました、本当に有難うございます。

春澄善繩については、大日本史を参考すれば凄く便利ですね。字引らしきもの。
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm

今後も、時々アドバンスを頂ければ何よりうれしいのです。

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