2008/12/12

水垣さん監修の百人一首

2008-12-12-金 小夜更けて半ば長け行く久方の月吹返せ秋の山風

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環境安全講習に出席するために、12日は本郷へ行く予定になります。
丁度ナノバイオインテグレーション研究拠点成果発表会もそこであるので、出来る限り聞いてみたいと思います。
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写真は、日曜日水垣さんから貰った品品です。


大日本史
 藤原諸葛,右大臣三守孫。父有統,侍從從五位下。諸葛,承和中,為但馬介,補藏人。【公卿補任。】仁壽、齊衡間,授從五位下,為加賀權介。【文徳実録、公卿補任。】貞觀中,歴中務少輔、少納言、兵部大輔、【三代実録。】蔵人頭。【公卿補任。】為左近衛權中將。元慶中,拜參議,尋兼右衛門督,敘正四位下。【三代実録。】太政大臣基經欲廢陽成帝,會公卿議之。諸卿相顧,莫敢發言。諸葛瞋目按劍曰:「今日之事,宜隨太政大臣處分。有敢違者斬!」議遂決。【玉海承安二年。】?平三年,敘從三位,拜中納言。七年,上表致仕。是歳,薨,年七十。【公卿補任。】
 子玄上,【公卿補任。】工和歌,【尊卑分脈。】善彈琵琶。【江談抄、尊卑分脈。】延喜中,至參議從三位,兼刑部卿。【公卿補任。】
http://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm


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2008-12-11-木 命とて露を頼むに難ければ物侘びしらに鳴く野邊の蟲

[]BIO-NANO-ROBO Seminar Series BIO-NANO-ROBO Seminar Seriesを含むブックマーク BIO-NANO-ROBO Seminar Seriesのブックマークコメント 編集CommentsAdd Star

例の講演、関連の論文を探してきました。
一番興味があるのは、やっぱりその温度によって親・疎水性が変わるマテリアルでしょう。
どころで、医学関連大学だけあって、やってる生物実験がかなり本格的であります。
デモムービーには手術中の映像でかなりグロなので、確かに周りには悲鳴を聞いたような...
MEMSもしくNEMSに関する研究なら、殆ど生物と繋がってます。
なぜなら人が作る機械には必ずしも限界があります。
それに対して、細胞ウイルスそのものが天然なマイクロ・ナロマシンのような物でした。
ですから、その力を借りて、MEMSやNEMSの研究或いは応用に回るのは結構普通に行っております。
が、それもそれで色々な個体(?)差があります。
うちは、BIOチップを作ったとしても、余り医学の知恵が無くてもいい、医学応用としてどんな機能が必要だと分かればいいです。
対して、今回の講演者の研究は本当に医学の素養がなければならない。
言われてみれば、自分が1年前台湾ナノテクカンファレンスレポートする時の司会こと林氏は、本当に凄かった。
もう機械工学教授になったにも構わず、バイオの応用に進出したから医学をも判らなきゃ、と思って、今は医学博士課程を進んでます。
しかも、BioMEMSに関する研究ノーカウント、という条件付きで真剣勝負に出たと言います。
自分はそこまでの覚悟が出来るかどうか、ということをつい思わざるをえない今日のこの頃でした。




大日本史
 藤原松影,父星雄,刑部少輔,從五位下。松影,為人嚴正,鬚眉如畫。起家補內舍人。天長中,遷式部大丞。時東宮僚屬,妙選名流。松影風望風著,擢為少進。既而復式部大丞。朝會之日,源常有敕帶劍,式部省詰以未知詔旨,常愧赧而退。帝聞大怒,貶責本省官人,松影左轉彈正少忠。承和中,為遣唐使判官,兼山城權介。以母老辭判官,復為式部大丞,出為丹波介。頃之,又為式部大丞,授從五位下,任左少辨,累歴中務、治部少輔、出雲山城等守。齊衡二年,卒,年五十七。松影四入式部,諳練故事,其進止容儀,得於天性。後為式部者,皆以為模楷焉。【文徳実録。】
http://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm

■目で見た文字や図形、脳活動からコンピューターが再現
http://www.asahi.com/science/update/1210/OSK200812100100.html

■米インテル、次世代の32nmプロセス技術開発を完了~IEDMで詳細を発表予定
http://www.rbbtoday.com/news/20081210/56414.html

■「かんなぎ」背景舞台探訪
http://william.memory-off.org/wp/2008/12/06/1334/
■ファン暴走、人気漫画かんなぎ」無期限休載に
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1199113.html
■おまけ
http://d.hatena.ne.jp/hajic/20081210/p2
張るつもり無かったのですが、カテジナ・ルースの事も書いているのでメモ
カテジナ・ルース機動戦士Vガンダム) 完全なBADルート
騒動レベル ★ むしろどうでもいい
 主人公のことも憎からず思っていたお嬢様。だったのが、いつの間にか敵将校愛人になり、主人公を取り巻く女性陣の皆殺しを始め、最終的にラスボスになるというトンデモヒロイン。そのあまりの悪行のせいか、非処女云々はあまり喧伝されなかった(別の意味では伝説になった)。あまり関係ないけれど、ルースという名は光を意味する。最終回で失明した彼女の姿と対比してみると感慨深い。
コメントに思わず情報発見
カテジナさんは小説版の1巻のラストイエロージェケットの空爆に巻き込まれて全身の皮膚がベロンと焼け爛れたという描写がなによりもショックでした。その後再生治療で多少の痕が残るものの美貌は復活するんですけども。
小説版はついさき買ったのですが未見です。後でチェックさせていただきます

■『日本書紀講義解釈
http://www.k4.dion.ne.jp/~isshun_y/note32.html


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2008-12-10-水 花色は唯一盛り濃けれども返す返すぞ露は染めける

[]円高 円高を含むブックマーク 円高のブックマークコメント 編集CommentsAdd Star

f:id:kuonkizuna:20081210140148j:image
本からお米、それに電気代や水道水の料金など。
口座振替の方がお得だそうですけど、月曜日銀行にいけば、最初の料金には間に合わないだそうです。
と言うわけで電気代と水道水の料金が直接、現金で払う事になった。あわせて丁度4000円。
円高の現況からみると、けっこう生きつらいかな

大日本史
 藤原助,少遊大學,頗涉史傳。弘仁末,歴少判事,為大學助。歴官內外。承和中,拜參議,遷治部卿,為左兵衛督。敘正四位下。性清直,不憚毀譽,廷臣為之跼蹐。仁壽三年,卒,年五十五。【文徳実録。】
http://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm

■BIO-NANO-ROBO Seminar Series
BIO-NANO-ROBO Seminar Series Announcement
December 10th, 2008, 17h-18h, Room An401-402, Building A , 4th floor.
Dr. Masayuki YAMATO
Institute of Advanced Biomedical Engineering and Science, Tokyo Women's Medical University, Japan
Nanotechnology-based Cell Sheet Engineering for Regenerative Medicine
Abstract :
Here, we present unique tissue engineering without biodegradable polymer scaffolds, named cell sheet engineering. We first developed temperature-responsive culture dishes. A temperature-responsive poly- mer, poly(N-isopropylacrylamide), is covalently grafted on the surfaces. The grafted polymer thickness is controlled around 20 nm to achieve temperature-responsive cell adhesion/detachment control. The surfaces of temperature-responsive culture dishes are relatively hydrophobic at 37 degrees C similarly to commercially available tissue culture dishes, but changes to hydrophilic below 32 degrees C. Various cell types adhere, spread, and proliferate on the surfaces at 37 degrees C. Only by reducing temperature, cells are spontaneously lifted up from the surfaces without the need for trypsin. Confluently cultured cells are recovered as a single contiguous cell sheet with intact cell-cell junctions and deposited extracellular matrix. Harvested viable cell sheets can be transferred to other surfaces of culture dishes in vitro or tissue surfaces in vivo since the extracellular matrix associated with the basal side of cell sheets shows adhe- sion. The harvested cell sheets can be stratified to reconstruct thicker tissue architectures such as cardiac muscle and liver. We will demonstrate how to utilize these cell sheets for regenerative medicine including ocular surface reconstruction and cardiac tissue repair in clinical settings.
http://limmshp.iis.u-tokyo.ac.jp/mediawiki/index.php/BIO-NANO-ROBO_Seminar_Series
http://content.nejm.org/cgi/reprint/351/12/1187.pdf
聞いてきました、講演中のムービーがちょっとグロかった...

Sony Style 7週年
http://www.sonystyle.com.tw/event/08_anniversary/index.asp
891。最近は機会があれば応募に出るようになる。

■ヒじさん
http://blog.livedoor.jp/domesaka/archives/686468.html
Dies iraeの序章に、
「この戦争が終わったら...ベルリン...ドイツはどうなってるんの?」
「……」
「僕も家族も友たちも、みんなは……」
「そんなこと、知らんな。」
「どうせそうだろう。戦勝国が偉そうに、我々を非人道だの悪魔だのと裁つに違いない。笑わせるな。」
「俺の母も妹も、ドレスデンに居た。しかし、爆撃機被爆され、今だに一片だにの骨も見つからない。悪魔、それは何の冗談だ、俺たちは唯、国のために戦っていたんだ。しかし奴らは……くそ,なめてやがって。」
http://kotaihebi.blogspot.com/2007/11/bdies-irae-2b.html
(中略)
「教えでください、曹長...僕たちは悪魔なのか?ドイツベルリンは……」
「もう何も言わないで,シュミット……」
「僕たちは何か悪い事でもしたのか?だからそんな酷い目に遭うのか?人殺しの戦争が悪い事くらいが分かるが、でも、僕たちは……」
少なくとも、多数の兵は、祖国と愛する人を守るため、銃を取っただけだに違いない。
「……そうだな。」
「多分、悪いのは戦争ではなく、戦争に負けたから悪いんだ」
それは真理、過酷なる程、憎めしい真理であった。
ああ、だから、神よ──俺はお前を......
「ならば、今度は、勝ちたいんですね......」
http://kotaihebi.blogspot.com/2007/11/dies-irae-3.html
みたいな物を書いてあったのを見て*1、いや、そんなもの書いて大丈夫でしょうか...と思わず苦笑してしまいました。
歴史を見ればある意味事実ですけど、世の中には絶対認めたくないタブーでした。少なくともテレビに出て話せる話じゃない...
個人の見方ですが、それに不条理と思う人がなすべき事は、そういう事を無かった事にするのではなく、
それを認め、理解し、再びこういう事にならないように努力すべきだと思います。


*1シナリオが手元にないので、インターネットでみつから中国語訳を再訳したもので、悪しからず...
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2008-12-09-火 烏干玉の夢に何かは慰まむ現にだにも飽かぬ心は

[]稲荷稲荷神社 稲荷森稲荷神社を含むブックマーク 稲荷森稲荷神社のブックマークコメント 編集CommentsAdd Star

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先日(12/07)、祐徳稲荷神社もを参りましたのですが、丁度夜6時、やまとうたの水垣さんと経堂で待ち合わせする予定なので、
経堂千歳船橋あたりの神社でも回ってみようかと思いました。が、冬は冬なので、天が暗くなるのが早かったんです。
そこで、当分満足に回らないと予想しまして、千歳船橋駅の直ぐ傍の稲荷稲荷神社に行ってきました。
あまり大きくないと思いましたのですが、かなりの規模があって驚きました。
でも、もう天も暗くなったし、写真はうまく取れませんでした。今度、もう一度行ってみようか。
水垣さんから新全集古今和歌集と水垣さん監修の百人一首を頂きました。
小学館古今集は、日本に来てからずっと探していた一品なので、感謝言葉が尽きません。
また、その百人一首については、実は台湾で居た時に既に注文して買いました。
でも、さすが日本に持ってこなくて、頂いて手元にあるほうがずっと便利なので、どうも有難う御座いました。



大日本史
 藤原衛,二歲喪母。比及五歲,問而知之,哀慕感人。內麻呂奇之,立為嫡嗣。七歲遊學。奉文章生試及科,時年十八,時人方之漢賈誼。為中判事,遷大學助。弘仁未,敘從五位下,為遠江守。政貴?靜,百姓欣戴。天長中,朝廷善其治績,授從五位上,累遷木工頭、右少辨、式部少輔。有不法者,必論斥之,不避貴戚,蒂甚器之。承和初,轉大輔,兼伊豫守。後為太宰大貳,上表辭曰:「被尚書召,以臣為鎮西大貳。劍壁流汗,弱水寒心。比之於臣,彼何足喻。臣聞:『遊榆枋者,無培風之勢;割烏鳥者,非解牛之宜。』即知,小大之分,自定於天資;輕重之用,甚明於人事者也。臣自出身以來,適二十餘年,雖頻遇昌運,頗歷司牧,而入蒞曹局,出制滕薜。彼少事之地,尚恥治化於古。況方嶽之寄,必待邦家之光。而不以臣之輕瑣,猶令誤此重選。思力於內,圖任於外,如蚊虻之負丘山,何年月而期功效。富與貴者,是人之所欲也。臣何人而辭曜世之榮哉。所恐天工之空,從明時而始,豈顧冥叨之誹,実人口之中。庶暫收咫尺之威,熟察方寸之誠。」不允。先是,所管北國二島醫師、博士,總府所自任也。名実不副,虛費稟祿。衛奏曰:「博士,執經受業之職;醫師,合藥療治之官也。雖道自有優劣,然事非無緩急。何者,一夕之命,得方則存其生理;百年之身,失術則墜其天算。彼飛鳥之葺草,流香之反魂。言於世路,是甚急者。而今府所任置醫師等,未必其人。假名居位,三藥非共知,十療無一驗,遂使病門失望,豈是皇度本意乎。請特依朝選,以革弊風。書奏。」從之。自此典藥生始受業練道者。【文徳実録。】又上奏四條,其一曰:「新羅朝貢,其來尚矣。而起自聖武皇帝之代,迄于聖朝,不用舊例,常懷奸心,苞茅不貢。寄事商賈,窺國消息。方今民窮食乏,若有不虞,何用防之。望請新羅人,一切禁斷,不令入境。」二曰:「交替務畢,未得解由。五位之徒,寄言符旨,留住管內,常好農商,侵漁百姓。巧為奸利之謀,未觀填納之物。望請交替畢事,早從入京。」三曰:「府多官舍,破損不少。例用浪人,常勤修理。而比年多依官符,被充他用。望請一切不寄他所,將役府國修理。」四曰:「邊要之地,為有警虞。延曆年中,特立制文,不許開田。而比年頗有墾開之事。望請依延曆三年四月廿六日符,一從停止。」許之。【續日本後紀。】秩滿歸京。嘉祥中,端午節,帝御武徳殿,賜宴於渤海使。妙選侍臣善辭令者,衛中其選。賜續命縷佩之,使客歎其儀範。尋為彈正大弼,王公豪右咸畏憚之。仁壽、齊衡間,遷勘解由長官,兼加賀守,至正四位下右京大夫。天安元年卒,年五十九。弟助。【文徳実録。】
http://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm

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